2005年 10月 09日
(出会い編) 現在,蝦夷地の釧路で仕事をしている友との 懐かしい思い出を少し語ることにする。 初めて逢った場所は,江戸の神田神保町である。 その当時,江戸は場武流景気により平成元禄 真っ盛りであった。 彼は蝦夷藩よりの御下命により, 私は陸奥(みちのく)藩の御下命により 同じ,江戸上屋敷で働くことになった。 私より1年ほど前に,江戸詰だったこともあり, ダブルの裃の着こなしはなかなかのものだった。 身の丈は5尺7寸(175cm)程度で私より 1寸程度高かった。 性格は豪放磊落で面倒看が良かった。 剣(仕事)は免許皆伝だが,ただ見た目はどう見ても八丁掘りの同心(刑事)その物だった。 当時の江戸上屋敷には,筆頭家老は陸奥藩より次席家老は(徳川家)より出仕していた。 筆頭与力は陸奥藩と信濃藩の2名であったが,仲はあまり良くなかった。 与力職は彼・私,そして徳川家家来と銀座藩の4名であった。 そういえば,家老直属の年寄りとして,小田原藩より出仕していた。 忘れてはいけない,奥女中として蕨(わらび)の局が取り仕切っていたことを思い出した。 登場人物を全て紹介した所で,次号の(奮闘編)へ続く・・・・・・・・
by mebaru-oyaji
| 2005-10-09 01:53
| 平成元禄時代
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